先程、以下のサイトを拝見いたしました。
緊急特集!みずほ証券-東証裁判の争点を洗い出す – 誤発注裁判が改めて問う「バグは重過失か」:ITpro
私もSEという仕事柄、プログラムを納品した後、お客様から不具合の指摘を受けた、という経験は少なからずあります。
ですので、このような記事を読むと、ちょっと他人事では無いなと考えてしまいます。
といっても、私の場合、実際にシステムを利用するユーザさんと私の会社の間には、大手SIerが挟まっており、そのSIerさんによる受け入れテストで指摘を食らうというのが99%ぐらいで、実際のユーザーから不具合の指摘を受けるという事はかなり少ないです。
今の現場でかれこれ5年以上勤めさせてもらっていますが、記憶にあるのは1回ぐらいですかね。
この記事に書かれている事故の場合、実際に稼働しているシステムで、不具合発見者が利用者さんですからね。
しかも、そのバグのせいで、何百億円も損失出すとか…。
当事者、つまり、バグを出した技術者、オペミスをしたユーザ、それらの雇い主の方々の心中を察しまくります。
ちょっと洒落にならないですよね。
バグが重過失となるのか?という点ですが、個人的な意見ですが、今回の件は、バグそのものが重過失とは思えず、そういう不測の事態にスムーズに対応できる体制でなかったという事が重過失かと思います。
バグというのは起こり得るものなので、それを踏まえた保険的な対応が出来るようにしておくべきだったと思います。
大金を扱うようなシステムなので、何かあったときの窓口というか、不具合があったときの顧客からの連絡⇒すぐに取引修正!のような事がスムーズに出来るようにしておくべきだったと思います。
この裁判で、バグ自体が重過失と認められてしまうと、我々SE、プログラマ達は、今以上に日々冷や冷やした毎日を過ごさないといけなくなりますね。
当然、そういう緊張感は持って仕事をするに越した事はないですが。
IT業界ではない方々からすると、バグというのは、開発中にバグを埋め込んでしまった人のミスと思うかもしれませんが、そうではなく、それをテストしてバグを見逃してしまった人にも、その作った人のソースコードレビューをした人も、そのプロジェクトのリーダー、ひいては会社の責任です。
しかし、こういう記事を見ると、お金が絡むシステムの仕事だけはしたくないなと怖気づいてしまいますね…。